今日はブレンドの焙煎をしていきます。ブレンドといっても予めブレンドしてあるものです。いつか自分でオリジナルのブレンドを作りたい気持ちもありますが、まだそれぞれの国についての知識を勉強している段階ですから、それができるようになるのは先のことでしょう。今回はケニア40%、インドネシア30%、ブラジル30%のブレンド豆を焙煎しました。
結論からいうと、今回のブレンドは当たりでした。今までブレンドという名前のついたものに感激できたことはなかったのですが、今回のそれはいい意味で期待を裏切ってくれました。
焙煎環境は室温24.8度、湿度34%、天気は晴れです。1ハゼが10.5分、2ハゼが15分頃でした。ブレンドということもあってか、2ハゼのタイミングが若干遅かったように感じられます。推奨焙煎度はシティでしたが、2ハゼの音が聞こえ始めた15分で仕上げたものは酸味が強く、美味しくありませんでした。そこで追焙煎して2ハゼピークあたりまで持っていったところ、これが物凄く美味かったんですよね。最初は柔らかい苦味…と言ったら良いのでしょうか、ショコラやチョコレートのような苦味のあとに強い香りが来て、最後に柔らかな酸味が残ります。これはブレンドでしか出せない味だなぁと感激しつつ、推奨焙煎度よりは進んでいるフルシティロースト入口(16分)で仕上げました。豆の表面に油がにじみ出てきたあたりです。これを皮切りにブレンドの沼に足を踏み入れてみたい…のですが、ブレンドの組み合わせは無限大にありますから、深い沼になりそうで怖いです。
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