自家焙煎記録No.13 -ブレンド(タンザニア)

今回はタンザニア系のブレンド豆を焙煎していきます。このブレンドはキリマンジャロ山南東斜面、ムシンギ組合というところで栽培された3種類の豆(ケント、KP423、ルイル11)がブレンドされています。配合割合は不明ですが、有名なカップテイスター(ワインで言うソムリエのようなポジションの人)が監修に携わっており、面白そうなので購入しました。推奨焙煎が2ハゼすぐ後ということで、そこを目指してやっていきましょう。

まず買った状態のパッケージ、生豆です。大きさは標準的ですが、かなり青臭いです。通常の豆よりも香りが強い品種のような印象を受けました。

焙煎環境は室温22.8度、湿度40%、天候は晴れです。1ハゼが10.3分前後、2ハゼが14分~15分頃でした。仕上がりはシティ・ロースト~フルシティ・ロースト入口です。

実際に飲んでみた感想です。タンザニア産の豆としては酸味が少ないな、というのが第一印象です。苦味の後に柔らかい甘さが来ます。最後に若干の酸味が残ります。このような理由から、一言でいうと「万人受けしそうな味」と言えるでしょう。ファミリーマートで「甘味焙煎」というコンセプトでコーヒーが発売されていますが、その味に近いでしょう。ただこちらのほうが甘味が強いです。

少し脱線しますが、ここ10年でコンビニコーヒー(カップを買ってボタンを押してマシンで豆を挽いて入れるやつ)のレベルは確実に上がっています。最初の頃はインスタントより多少うまいだけでしたが、香りや酸味や苦味にもこだわるようになり、最近では甘味にもこだわるようになっています。(ただし、コーヒーの甘さというのは使う豆によるので、ファミマのキャッチコピーである’’本当に美味しいブラックコーヒーは甘い’’かどうかは使う豆の種類に依存しますし、何を持って美味しいとしているかは不明ではあります。)

ファミマの甘味焙煎コーヒーは1回だけしか飲んでいませんが、しかし正直なところ、あのレベルのものを100円で飲めるとは素晴らしいことです。下手な喫茶店よりも美味しいです。ただし味は「万人受け」を狙っていると言えるので、例えば苦味が強いほうが好きとか、香りが強いほうが好きとか、そういった個人個人の好みを追求していけば物足りなさはあるかもしれません。

話がそれましたが、この豆も万人受けしそうな印象を持ちました。例えば誰かにコーヒー豆をプレゼントするならば、この豆は間違いなく候補に入ります。