自転車のクランク交換(MERIDA CROSSWAY BREEZE TFS 100-R)をしました。私は自転車に関しては全くの素人で、クランク交換にあたってはかなり苦労しました。折角なので記録として残しておきます。
クランクとは何か?赤丸の部分です。
さて、公式HPを見れば分かると思いますが、このクロスバイク、税込6万円程度で買ったものです。6万円というのはクロスバイクの中では安い部類に属する様ではありますが、学生の私にとっては大枚を叩く思いで買ったクロスバイクです。
しかし乗っているうちに幾つかの不満点が出てきたのも事実です。具体的には先ほどのクランク周りです。ペダリングが重い、とでも言えばいいのでしょうか。
悩みに悩んだ末、クランク交換とBB交換をしようという決意に至りました。新しく購入したパーツは以下の通りです。
シマノ クランクセット ALTUS ガードあり 170mm 48-38-28T FC-M311 ブラック EFCM311C888CL
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shimano(シマノ) ボトムブラケット BB-UN55 BBセット 68-122.5mm
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この他にも、コッタレス抜きやモンキーレンチ等々、必要な工具はありますが端折ります。
[2017/04/21追記]
クランク交換に必要な工具は、
SHIMANO(シマノ) アダプター戻し工具 TL-UN74-S
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パークツール(ParkTool) 自転車メンテナンス用グリース ポリリューブ1000 113g PPL-1
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TRUSCO 六角棒レンチ ロングタイプ 8.0mm TRRL80
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の5つです。やり方については、Youtube等で分かりやすい解説動画がありますのでそちらをご参照下さい。しっかりとコッタレス抜きを差し込むことがポイントです…。アーレンキー(六角レンチ)のサイズについては、自転車のクランクによって異なる可能性があるので、注意して下さい。工具に関しては、全て揃えても3,000-4,000円程度で住むはずです。
クランク交換に関しては、BB抜きとコッタレス抜きのマニアックな工具が必要とされるので、どうしても初期投資がかかります。しかしクランクを交換した後に乗ったペダルの軽さというか、脚の軽さには驚きました。交換するパーツのグレードにもよりますが、ここに記載したもので計算しますと、クランク、BBと工具全て揃えても、一万円で改造できるものですから、やってみる価値はあると思います。クランクを交換するくらいの気力があれば、あとの箇所はどうにでもなります。
あとは、後輪固定用の
AZ(エーゼット) 自転車用ワークスタンド 折りたたみ式 [ディスプレイスタンド・ワークスタンド・作業スタンド・自転車スタンド] KF202
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があると非常に便利です。これは一つあるだけでかなり重宝します。値段も高くないのでオススメです。
自転車というのは底なし沼である、とはよく言ったものですが、クランク一つとっても僕がかった三千円程度のものもあれば、ウン万円するクランクもあります。高い値段のものはカーボン(炭素繊維)でできているらしく、とても軽くて剛健であるということです。百万円とか二百万円する自転車というのを時折カタログで見かけたりしますが、あれはそういったパーツ一つ一つにこだわり抜いた結果だということですね・・。
クランクが抜けなくなったので途中ギアプーラーを使いました
外れました
メリダの公式HPには書いてありませんが、BBはVP-BC73Tです。
BBを変えて
完成です(パンパカパーン)
インターネットで調べて見た限りですが、このクロスウェイブリーズの2014モデルくらいまではコンポが全てシマノ製でした。でも2016年モデルはブレーキ、クランク、BBユニットは別のメーカーです。なぜなんだ・・。
[2017/04/14追記]
「自転車 ギアプーラ」検索している方がこの記事にアクセスしてくれることが多いようです。参考になるか分かりませんが、私が使ったギアプーラーはこちらです。
SK11(エスケー11) ギアプーラー (2本爪) GPW-75
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まあギアプーラーであればなんでもOKでしょう。
こんなことを書くのは恥ずかしいのですが、クランク交換でネジ山を舐めるというのは、しっかりとコッタレス抜きを差し込んでいなかったということでもあります。なのでしっかりとコッタレス抜きを差し込んでいれば問題ないはずなのですが、それは後の祭りですから、どうしようもない場合にはギアプーラーで引っこ抜けるという選択肢もあるんだなという事を書いておきます。ただしギアプーラーを使った場合には、そのクランクは壊れるので覚悟が必要です。そもそもクランクを交換する時点で、そのクランクは使わないという方が大半なのでしょうが…。外し方は至って簡単で、この写真の用に、クランクにギアプーラーを「しっかりと」引っ掛けて、あとはレンチで回すだけです。私の場合、途中でレンチが回らなくなって、そこから思いっきり力をかけたら「スッ」と外れました。できれば二人以上で自転車を固定しながらやったほうが安全かと思われますが、私は一人で怪我をすることもなく、反動でぶっ飛ばされることも無かったです。