森見登美彦『宵山万華鏡』を読むにあたって、個人的に分からなかった語句をまとめました。解釈については個人的なものなので、一つの’参考’として捉えて下さい。数字はページ数(文庫版)です。
この作品は難しい語句が比較的少なく、サクサクと読めます
12 意匠(いしょう)
美術・工芸・工業製品などで、その形・色・模様・配置などについて加える装飾上の工夫。デザイン。(goo辞書)
14 戦々恐々(せんせんきょうきょう)
おそれて、びくびくするさま。おそれつつしむさま。「―として父親の怒りが治まるのを待つ」(goo辞書)
宵山(よいやま)
15 堂に入る(どうにいる)
学問や技芸がすぐれて、深奥をきわめている。また、技術的に熟練していて、身についている。「―・った演技」(goo辞書)
19 往来(おうらい)
人や乗り物が行き来する場所。道路。「―で遊ぶ」(goo辞書)
33 燦然(さんぜん)
きらきらと光り輝くさま。また、はっきりしているさま。鮮やかなさま。「―と輝く星」「―たる宝冠」(goo辞書)
35 深奥(しんおう)
非常に奥が深いこと。また、そういうところや、そのさま。深遠。「学の―を窮める」「―な哲理」(goo辞書)
37 端を発する(たんをはっする)
それがきっかけになって物事が始まる。「領土問題に―・した紛争」(goo辞書)
38 絢爛(けんらん)
華やかで美しいさま。きらびやかなさま。「豪華―」(goo辞書)
大仰(おおぎょう)
大げさなこと。また、そのさま。誇大。「―な言い方」(goo辞書)
39 門灯(もんとう)
門口や門柱に取り付けた電灯。(goo辞書)
41 猛然(もうぜん)
勢いの激しいさま。「―と駆けだす」(goo辞書)
余談ですが、この作品は『日本文学100年の名作 第10巻 2004-2013 バラフライ和文タイプ事務所』(2015),新潮文庫 の中にも掲載されています。
日本文学100年の名作第10巻 2004-2013 バタフライ和文タイプ事務所 (新潮文庫)
- 作者: 池内紀,松田哲夫,川本三郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/05/28
- メディア: 文庫
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